コンパクションとは|ゴルフ用語
よくゴルフのトーナメント中継を観ていたりすると今日のグリーンの状態はコンパクションいくつとか解説者が説明していたりしますよね。
コースに行ってもその日のグリーンの速さとコンパクションの数字が表示されていたりします。
そのコンパクションって何?その数字はどう解釈すれば良いの?
ゴルフ用語コンパクションの説明です。
コンパクションとはグリーンの硬さを示す数値。
数値が大きいほどグリーンが硬いということになります。
コンパクションメーターというバネの付いた鉄の棒をグリーンに刺すことで測ります。
通常のコースで10~11前後、プロの試合ではおおよそ12~14という数値になります。
12~14になるとピッチマークがほとんどつかない状態。
ただ、指数硬度 (単位は mm) の数値をコンパクションと言っている場合があり 12 ~ 14 kg/cm2 は 24 ~ 25 mm、8.5 ~ 10 kg/cm2 だと 概ね 22 ~ 23 mm になる。テレビの解説で 今日のグリーンのコンパクションは 24 と言っているとしたら それは 指数硬度の数値で 正しくは コンパクションが 12 kg/cm2 程度だから やや硬めと言うことになります。
コンパクションの影響
グリーの硬さによってボールの止まり方に影響を与えます。
グリーンが柔らかいとボールは止まりやすく、硬ければ止まりにくくなります。
同じコースでもグリーンの硬さによって難易度は変わるのです。
一般営業のコースではあまり硬くしませんがプロのトーナメントになるとグリーンを硬くして難易度を上げるのです。
グリーンの硬さは、グリーンの土質や天候、整備の具合によって変わってきます。
晴れた日が続き、散水も控えれば硬いグリーンになっていきますが芝には良くありません。
トーナメント仕様にコースをセッティングする時はグリーンの散水を控えてローラーを掛けたりして硬いグリーンに仕上げていきます。
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