
ゴルフ上達|身体意識を変えれば動きは変わる
身体の意識を変えると動きは変わります。
スポーツなど身体を使うにはどのような認識で自分の身体を捉えているかによって動きも変わり、パフォーマンスも変わってきます。
通常は腕の付け根は肩口のところと感じていると思います。
足の付け根は足が曲がるところ。
体幹部は頭と手と足を除いた四角い部分。
右腕は・・・? 当然一本だと答えるでしょう。
しかし次のように認識を変えると動きが変わります。
通常は左の図のような認識です。
それを中央の図のような認識に変えます。
腕の付け根はどこですか
腕の付け根は胸骨と鎖骨をつなぐ胸鎖関節を腕の付け根とし、鎖骨、肩甲骨、肩、腕、胸の一部を腕と認識する。
すると腕回しを行った場合でも肩口で認識していると肩から下の腕だけが回る感じですが、上のような認識だと胸から肩甲骨と大きく回ります。
ゴルフスイングなどはこの認識があるとバックスイングをするときも手だけでなく大きく身体が回ります。
一生懸命に肩を回してバックスイングを上げようと力んでいる人もこの認識を変えるだけで楽に身体が回りスムーズに振れるようになります。
足の付け根はどこですか
足の付け根は通常、足が曲がる部分を付け根と感じていると思います。
それを骨盤の上辺り。
胴体に入り込んだような意識にする。
すると足を上げた時に足の曲がる部分を意識している場合は足しか動きませんが、骨盤の上、胴体に入り込んでいる意識で足を動かすと自然と上体もひるがえり腕も連係し動きます。
体幹部はどこですか
通常は足、腕、頭を除いた四角い部分を体幹と認識していると思います。
それを背骨を中心にその回りの筋肉を含め筒状の幹をイメージします。
すると背骨を中心とした幹を動かすと腕、足の四肢が自然と動きます。
よく言われるでんでん太鼓のような動きになります。
ゴルフスイングではこの体幹部を使って腕、足を連動させてクラブが振られます。
右腕は何本ですか?
当然、一本と答えるでしょう。
肉の塊で言えば右腕は一本ですが、骨で考えると、鎖骨、肩甲骨、上腕骨、尺骨、橈骨、5個の中手骨、14個の指骨、8個の手根骨で成り立ちます。
この骨で認識すると同じ腕の動きでもしなやかに細かい動きが出来てきます。
ダウンスイング時の自然な腕のローテーションなどはこの骨の認識でスムーズに動きが出来るようになっていきます。
このように身体の意識、認識を変えれば動きは変わって行きます。
当然、スイングも自然な動きが出来る様になっていきます。
このような認識をする為にも身体がゆるんでいなければいけません。
身体が固まっていては身体の細かい部分が感じられないからです。
自分の身体に意識を向けてどのように認識しているか試してみて下さい。
良い動きをする為にはどのように自分の身体を認識しているかが大事です。
コメントはこちら