
いろんな方のスイングを見ているとスイングの形を意識しすぎてスムーズに振れていない方が多くいます。
スイングの形は結果ですよ。
効率よくスムーズにスイングした結果が部分々の形となって現れるのです。
今は動画もあり雑誌やレッスン書など様々な情報があるのでつい、あれもこれもと試したくなると思いますが形をまねてもその形にはなりません。
スイング中には重力や遠心力が働いているので自分の意思だけでスイングはコントロール出来ないからです。
リズム良く、気もち良く、スイングする事を心掛けるべきです。
考えてみて下さい!
今はスマホなどで動画撮影して練習しながら自分のスイングをすぐ見れますが、100年近く前の名プレーヤー達は自分のスイングの形を意識してスイング作りをしていたでしょうか?
ボールを打ちながら試行錯誤して効率の良い動きが出来るようになった結果、良いスイングが出来上がったのだと思いますよ。
今の時代でもベンホーガンなどの名プレーヤーのスイングが絶賛され参考にされます。
効率の良い身体使いは今も昔も一緒です。
むしろ昔の人の方が効率の良い身体使いが出来ていたではないかと思います。
今ほど便利な世の中でなく、人力で身体を使う機会が多かった昔の人は何をするのも身体を上手く使えていたのでしょう。
ゴルフの道具も昔はパーシモンのヘッドに重たいスチールシャフト、それに飛ばない糸巻きのボール。
そのまた昔はヒッコリーシャフトのクラブにガッタバーチャ・ボール。
それでも名プレーヤー達は60台のスコアで回っていたんですよね・・・
効率良く身体を使わないとボールを遠くに飛ばせない。
そんな中から今でも参考にされるようなスイングが出来上がって行ったんでしょうね。
スイングの形を作ろうとするのではなく、効率よく動く身体の使い方を覚え、気もち良くスイングしましょう。
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