ゴルフのマナー|スロープレーはなぜいけないのか?
ゴルフは休日の楽しみとして人気です。
青空のもと、緑の芝と自然の木々に囲まれた中でプレーするのは気持ちがいいですよね。
これからゴルフを始めてみたい方や、ゴルフ初心者でもっと上手くなりたいという方!
そんなとき、気をつけたいのはマナーです。
今回はゴルフのマナーにおいて好ましくないとされる「スロープレー」について解説します。
プロの世界でも問題になっているスロープレー!
一つ一つのプレーに時間をかけるスロープレーは、実はプロゴルファーの世界でもたびたび問題になるテーマです。
プロでも、集中するあまりプレーに時間がかかって注意を受けることがあるからです。
2013年の全英オープン 3日目◇20日◇ミュアフィールド では松山英樹選手がスロープレーで1罰打のペナルティーを受けてしまいました。
ルール上でもスロープレーはペナルティーが科せられるのです。
初心者の方が気をつけること
初心者の方は、体の使い方など覚えたばかりのことを実践するためについ慎重になってしまいがちです。
ゴルフを楽しみに来ているのですから自分の好きなようにプレーする権利は誰にでもありますが、ゴルフ場を利用するのは自分達の組だけではありません。
プレーに時間をかけて後の組を待たせてしまったら、他の人の楽しみが奪われてしまいます。
皆が楽しむためにも最低限のマナーを守るようにしましょう。
スロープレーになってしまう行動
それでは、どのような行為がスロープレーに該当するのでしょうか。
例としては、自分の打順が回ってきているのにまだボールを探していたり、道具の準備に時間をかけたりするのは好ましくありません。
自分の順番までには準備を済ませ、速やかにプレーするようにしましょう。
また、プロの真似をして打つ前に何度も素振りを繰り返したり、イメージが出るまで時間をかけたりするのも周りから嫌がられます。
あまりに時間をかけている場合はキャディさんや同伴プレーヤーから注意を受けるはずです。
他にも、ライン読み(傾斜や芝目などを目で見て確認すること)を自分の打順の時間を使って慎重にやったり、前の組が先に進んでいるのに全くペースを変えずにゆっくりプレーしたりといった行為はスロープレーになるので気をつけましょう。
マナー以外でもプレーが早いことは上達につながる。
プレーファーストを心掛けることはマナーとしても重要ですが、初心者がゴルフを上達する上で非常にプラスに働きます。
というのも、打ち方を体で覚えていないうちから一つ一つの動作に慎重になるよりも、てきぱきと直感的に打つことに慣れていったほうが上達は早いのです。
仕事ができる人は一つ一つの作業に時間をかけずてきぱきとこなしますよね。
慣れた動作で手際良く行動したほうが上手くいくのは仕事もスポーツも同じです。
まとめ
1,プロの世界でもスロープレーは問題になっている。
ルール上でもペナルティーが科せられる。
同伴プレーヤーや後ろの組に迷惑をかけてしまう。
2,スロープレーにならないようにするには?
準備や行動を早くする。
プロの真似をして慎重になりすぎない。
ライン読みは自分の番が来る前にだいたい読んでおいて自分の番が来たら打てるように‼
前と後ろの組を確認してプレーのペースが遅くないか注意する。
3,プレーが早いことは上達につながる。
てきぱきと直感的に打つことに慣れていったほうが上達は早い
あれこれ慎重になりすぎて体が固まっていくとミスがでる。
プレーが遅いとリズムも悪くなる。
プレーファーストを心がけて、楽しみながらゴルフを上達させていきましょう。
独学の練習も悪くはないですが、悪いクセがつく前にプロにレッスンを受けることがおすすめ。
自分であれこれ悩んでいる間に時間は経っていきます。専門家に聞いてみるの方が早いです。
ゴルフは勘違いが多いスポーツ。目からウロコのレッスンが受けれるかもしれませんよ!
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