ゴルフ初心者必見 | 絶対に上手くなる基本練習方法!
これからゴルフを始める初心者の方、すでに始めているけど練習方法がわからない初心者の方!
ゴルフを始めたけど何から練習したら良いの?
何番のクラブで練習したら良いの?
いろいろな人の練習を真似てやってみたけど上手く行かない・・・
練習の仕方がわからない・・・!?
そんな方に私が普段、初心者の方に教えている練習方法を紹介します。
目次
1、使用クラブ
1-1ウェッジで練習する理由
1-2男性がSW、AWに対して女性がPWの理由
1-3初心者は7Iで練習ってよく聞くけど・・2、最初に正しいグリップを覚えましょう
2-1グリップの握り方
2-2グリップで気をつけることは?3、構えが大事!正しいアドレスを覚える
3-1最初に覚える3つの基準スタンス4、5つのスイング幅で覚える
4-1ウェッジで5通りの振り幅が出来たらクラブを変えていく5、すべてに言えることはリズムが大事!
使用クラブはウェッジ!
まず最初に、使用クラブはウェッジで練習してもらいます。
男性の方はSWかAW。
女性の方はPWがおすすめ。
ウェッジで練習する理由
1,クラブが短くて扱いやすい。
2,短いクラブのほうが重量があるのでクラブの重さが感じられる。
3,ロフトがあるのでボールが上がりやすい。
この様な理由からウェッジでの練習をおすすめしています。
男性がSW、AWに対して女性がPWの理由
女性の場合、非力でクラブを振るスピードがゆっくりなのでSWやAWのようにロフトがあって重たいとダフりやすかったり下を潜ったり、トップしたりと少し扱いづらいからです。
インパクトではロフトを立ててハンドファーストで捕らえたいのですが、最初は難しいので少しロフトのたったPWをおすすめしています。
もちろん男性と同じようにSWでやっても構いません。
初心者は7Iで練習ってよく聞くけど・・・
よく初心者は7Iで練習する方が多いと思います。
7Iの練習も良いのですが、小さく振った時にはボールがあまり上がりません。
良い当たりとトップ気味、ダフリ気味の当たりとのボールの高さがあまり変わらないので違いがわかりずらいです。
ウェッジであれば上手く当たった時のボールの高さや強さ、トップ気味の時、ダフリの時とそれぞれ違いがわかりやすいので練習の効果があります。
そして初心者に有りがちなボールを上げようとするNGな動き! これをロフトのあるウェッジで練習するとハンドファーストで上から捕らえるという感覚が身につきます。
このような練習をしてから7Iに変えていくと効果があります。
それでは実践です。
最初に正しいグリップを覚えましょう
最初に覚えることはグリップです。
グリップはクラブと体をつなぐ接点。
しっかりと正しいグリップを覚えましょう。
グリップの握り方
まず左手の小指の付け根から人差し指の第1,第2関節に斜めに当てて小指、薬指、中指の順番で3本の指で握ります。
そして人差し指を軽く下から引っ掛けて、親指は軽くグリップの真上より少し右にずらして収めます。
次に右手の薬指と中指で軽く下から引っ掛けて支えるようにします。
この2本の指にクラブの重さが感じられるように。
親指と人差し指の付け根を軽く締めて、人差し指は引き金を引くような形で下から引っ掛けます。
親指はクラブの真上より少し左に収めるように。
右手の生命線と左親指を合わせると両手の一体感がでます。
右はクラブを握るというより左親指を包んでいる感じ。
このように握ります。
グリップで気をつけることは?
気をつけることはごリップを握る強さ!
軽く握って手首や肘がスムーズに動くような力感で握る。
よく「小鳥を手の中で潰さないように!」とか「腐ったバナナを潰さないように!」なんて表現したりします。
あと左右の親指には絶対に力を入れないように!
グリップにはインターロッキンググリップ、オーバーラッピンググリップ、ベースボールグリップと3種類あります。
・インターロッキンググリップは右手小指と左人差し指を絡めて握る。
・オーバーラッピンググリップは左人差し指と中指の間に右小指を乗せて握る。
・ベースボールグリップは野球のバットを持つ握りのように10本の指で握る。
おすすめはインターロッキンググリップかオーバーラッピンググリップ。
構えが大事!正しいアドレスを覚える
グリップが完成したら次にアドレスです。
足を肩幅に開いて背筋を真っ直ぐにして立ちます。
そして足の付け根から前傾していきます。
軽くお辞儀をしたような角度。
おしりを斜め上に軽く突き上げるような体勢で背筋を伸ばして軸を感じます。
腕をブラ~ンと肩から下げひざを軽く曲げて完成。
これが通常のアイアンのフルショットのアドレス。
小さい振り幅で短い距離を打つ時にはスタンスの幅を狭くします。
最初に覚える3つの基準スタンス
初心者のうちは基準があった方がわかりやすいので次の3つの基準で覚えてもらっています。
1、スタンス1の幅
まず足をそろえて立って左足を基準に右足を1足分開きます。
2、スタンス2の幅
1の幅から、右足を一足分開きます。
左右の足の間には2足分入ります。
3、スタンス3の幅
2の幅から、右足を一足分開きます。
左右の足の間には3足分入ります。
この3つの基準をもとにスイングを作っていきます。
※基準になる左足は動かさないように。
5つのスイング幅で覚える
グリップとアドレスが完成したらいよいよボールを打っていきます。
ここではいきなり大きいショットを打つのではなく、短い距離の小さい振り幅から始めていきます。
まずクラブのシャフトを時計の針に見立てて体の後ろに羅針盤をイメージします。
下が6時上が12時。右横が9時、左横が3時といった感じです。
1、最初にスタンス1の幅で8時から4時のスイング
この振り幅で練習してインパクトの感じを覚えます。
肩と手で出来る両腕の三角形を崩さないようにスイング
手首を折ったり、肘を曲げたりしないように注意!
小さい振りでも手だけで打たないで身体で打ちます。
ダウンスイングは足を少し送る感じ。
ボールの位置は右足内側。
軽くハンドファーストで上からボールをとらえる感じをつかんでください。
この8時から4時の振り幅が非常に重要です。
ここが上手くいかないと大きくして行っても上手くいかないのでしっかりと練習しましょう。
2、次にスタンス1の幅で9時から3時のスイング
8時から4時のスイングが出来たらそこから少しクラブの反動を使って9時まで上げて3時までの振りをします。
8時の位置から少し手首が曲がると9時。
振り子の動きでクラブに任せると勝手に3時まで振れます。
クラブの重さを感じてミートすることを心掛ける。
ボールの位置は右足内側。
3、次はスタンス2の幅で10時から2時のスイング
今度はスタンスを少し広げてスタンス2の幅にします。
クラブの振り幅は10時から2時。
9時の位置から左肩を少し回して10時まで上げます。
そこから下半身から動き出して2時までスイング。
ボールの位置は真ん中。
ボールとの距離は少し遠くなります。(ボール一個ぐらい)
強く振らずにタイミングをつかむ事とミートすることだけ心掛ける。
4、次はスタンス2の幅で腕が肩から肩のスイング
上の3つが出来たら更にスイングを大きくしていきます。
腕が肩の高さから肩の高さのスイング。
時計の針であるクラブは12時を過ぎてしまいます。
10時、2時の振り幅からクラブの慣性を利用して大きくします。
手だけで大きくしないように左肩を回して腕と体を同調してスイング。
だんだん振り幅が大きくなっていくと難しくなっていきます。
軸がブレたり、手元が動きすぎてミートしなかったり・・・
力まずタイミングよく打つことが大事!
ボールの位置は真ん中。
5、最後にフルショット
4まで出来ればあとは少し勢いをつけてスイングすると勝手にフルショットになります。
大きく振るとかバックスイングを大きくするとかの意識は不要。
バックスイングの始動の時にちょっと勢いよく上げるだけ!
フルスイングは自然と出来るようになるので1から4の肩から肩までのスイングを徹底的に行えば必ず上達します。
ボールの位置は真ん中やや左。
※ボールとの距離は振り幅が大きくなるにつれて少しづつ遠くなります。
ウェッジで5通りの振り幅が出来たらクラブを変えていく
ここまでの1から5までの振り幅をウェッジで練習して感じがつかめてきたら9I、7I、UT、FWと大きくしていきます。
クラブを大きくして上手くいかなかったら下のクラブに直ぐ変える。
ドライバーはスイングは一緒ですがティーアップしている分インパクトのポイントが違うのでイメージが少し変わります。
クラブが最下点をすぎてややアッパー気味にボールをとらえるイメージ。
すべてに言えることはリズムが大事!
振り幅が変わってもクラブが変わってもリズムは一緒。
1,2,3と自分に合ったリズムを探してすべて同じタイミングでショットしましょう!
このような練習ですべてのショットを同じ感覚で打てるようにしていくと上達も早いです。
コースの実践に使えるスイング! 是非、参考に練習してみて下さい。
ゴルフが上手くなりたい!やはりレッスンを受けた方が早い
独学の練習も悪くはないですが、悪いクセがつく前にプロにレッスンを受けることがおすすめ。
自分であれこれ悩んでいる間に時間は経っていきます。専門家に聞いてみるの方が早いです。
ゴルフは勘違いが多いスポーツ。目からウロコのレッスンが受けれるかもしれませんよ!
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